コンテンツにスキップ

VPC Flowlog(KMSキー対応)実装手順書#

KMSで暗号化キーを作成する <ログアカウントでの作業>#

本ステップでは、VPC FlowlogがS3にPUTする際に暗号化で利用するKMSのカスタマーマスターキー(以下、CMK) を作成します。
カスタマーポリシーは、今回はVPC Flowlogの書き込みに必要な最低限のポリシーを付与しています。



  1. マネジメントコンソールにて KMS を開きます。



2. KMS 画面でS3バケットと同じ東京リージョンであることを確認し、キーの作成 をクリックします。異なるリージョンが選択されている場合、東京リージョンに切り替えます。



3. 以下の設定を行ない、次へ をクリックします。

項目 ID
キーのタイプ 対称
キーマテリアルオリジン KMS



4. 以下の設定を行ない、次へ をクリックします。

項目 設定値
エイリアス vpc-flowlogs
説明 vpc-flowlogs



5. キーの管理アクセス許可を定義 では追加設定は行なわず、次へをクリックします。

6. キーの使用アクセス許可を定義 では追加設定は行なわず、次へをクリックします。

7. キーポリシー以下に記載しているポリシーをコピーペーストで貼り付け、完了をクリックします。 ポリシーで設定している内容は以下の通りです

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Id": "Key policy created by VPC Flowlogs",
    "Statement": [
        {
            "Sid": "Enable IAM User Permissions",
            "Effect": "Allow",
            "Principal": {
                "AWS": [
                    "arn:aws:iam::222222222222:root",
                    "arn:aws:sts::222222222222:assumed-role/OrganizationAccountAccessRole/admin"
                ]
            },
            "Action": "kms:*",
            "Resource": "*"
        },
        {
            "Sid": "Allow use of the KMS key for organization",
            "Effect": "Allow",
            "Principal": {
                "Service": "delivery.logs.amazonaws.com"
            },
            "Action": [
                "kms:Decrypt",
                "kms:DescribeKey",
                "kms:Encrypt",
                "kms:ReEncrypt*",
                "kms:GetKeyPolicy",
                "kms:GenerateDataKey*"
            ],
            "Resource": "*"
        }
    ]
}


ARN確認とキーローテーションの設定 ログアカウントでの作業>#

  1. 作成したCMKをクリックします。
  2. CMKのARNをコピーし、テキストエディタ等で控えておきます。
  3. キーローテーション タブをクリックし、このCMKを毎年自動的にローテーションします。にチェックを入れ、保存をクリックします。